労働時間と休憩時間:労働者の権利と雇用者の責任

* 以下の情報は、Community Legal Education Ontario (CLEO)より許可を得て、「労働時間と休憩時間:労働者の権利と雇用者の責任」(2017年3月発行)を翻訳・掲載しています。翻訳の質に関しては、Japanese Social Services が責任を担っており、CLEO の関与するところではありません。

3月のオンザレーダーではSteps to Justice websiteで紹介された労働時間と休憩時間の規則に関する情報を取り上げます。

労働時間と休憩時間:労働者の権利と雇用者の責任

 

オンタリオの法律が適応されるかどうかを調べる

オンタリオの労働基準法(Employment Standards Act, 略称 ESAでは雇用主が守らなければならない最低限の基準が決められており、その中には労働時間と休憩時間の規則についても含まれています。

しかし、ESAがすべての仕事に適用されているわけではありません。場合によっては、ESAの一部しか適応されないこともあります。

労働者はIndustries and Jobs with Exemptions or Special Rules(免除あるいは特例にあたる業界と職業)」と呼ばれるオンタリオ州労働省のオンラインツールを利用し、自分の仕事がESAの適応範囲内であるのか、そしてどの部分が適応になるのかを調べることができます。

 

労働時間に関する規則

ESAには労働時間に関する一般な規則について書かれています。

多くの仕事で、雇用主は労働者に対し1日8時間の労働を課すことができます。

雇用主側の通常労働時間が1日8時間以上であれば、労働者はその時間数を勤務せねばなりません。

しかし、多くの仕事では通常労働時間が13時間以上になってはいけません。そして、一週間当たりの労働時間が48時間以上になってもいけません。

 

休憩時間に関する規則

ESAでは休憩時間に関する一般的な規則が定められています。

多くの仕事では、労働者は5時間ごとに少なくとも30分の休憩をとります。あるいは、労働者が同意すれば代わりに15分の休憩を2度取ることも可能です。

雇用主はこの時間の賃金を支払う必要はありません。そして雇用主は他の休憩を与える必要はありません。

 

3時間ルール

最低3時間の労働への給与に関する一般規則があります。この規則は労働者の通常労働時間が1日3時間以上のときのみ適応されます。

労働者は3時間以下の労働であっても、最低3時間分の給料が支払われると規則にはあります。例えば、雇用主が仕事が忙しくないという理由で早く家に帰す場合があるかもしれません。

 

最低時間に関する規則はない

雇用主は労働者に最低労働時間を与える義務はありません。

そして雇用主がいつ労働者にスケジュールを伝える義務があるのかに関する規則はありません。

 

労働者としての権利の主張

労働者の権利、または権利の尊重を雇用主に求める労働者を雇用主が罰することは法律違反です。

雇用主がESAの規則を守らなかった場合、労働者は労働省に苦情を申し立てることが出来る場合があります。

多くの人は自分の現在の雇用主に対して苦情を申し立てることはしません。というのも労働者を守る法律では雇用主が労働者を解雇することを防げないからです。

労働者が解雇された場合に、雇用主に対し行動を起こし、未払いのものを受け取るのか否かは労働者次第です。

 

労働者が従業員か否かを調べる

もしも労働者が独立した請負人や自営業者であると述べる何かに署名をしたとしても、従業員のままであることがあります。

これが意味することは、ESAの規則は依然としてこのような労働者に対して適応される場合があるという事です。そして通常の従業員が持つ権利を有することもあります。

法律では労働者が独立した請負人や従業員であるかどうかは多くの異なる要因次第である、となっています。

労働者はそれを調べるために法的アドバイスが必要かもしれません。

 

助けを得る

労働者が権利について、そして権利が侵害されたときにできることについて聞きたいことがある際に、法的アドバイスを得ることが出来ます。

 

 

 

この記事は一般法的情報をお知らせするもので、特定の状況についての法的アドバイスを得ることに替わるものではありません。

 

原文:http://us4.campaign-archive1.com/?u=acaece29df8d07c95ef84a763&id=2d8da853b2

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