「こんにちはプログラム(JSSのシニア訪問プログラム)」を存続するために

公家孝典(カウンセラー)

どのコミュニティーもそうですが、GTAの日系コミュニティーも急速に高齢化が進んでおり、それに伴い、外出するのが難しくなったり、言葉の壁などで孤立化する高齢者が増えています。現役時代は全く問題なく英語を使いこなしていた人でも、加齢とともに英語が分からなくなってきてしまい、家族とコミュニケーションがとりにくくなってくる、というケースも多いです。

この問題の緩和を目的として、JSSは2004年より「こんにちはプログラム(JSSのシニア訪問プログラム)」を提供していますが、GTAにおける日系社会の高齢化もあり、ここ数年このプログラムへのニーズはケース数においても希望者の居住エリアにおいても増加・拡大しています。

このプログラムでは、訪問ボランティアが定期的・継続的にクライアントを訪問し、一緒におしゃべりをしたり、散歩をしたり、クライアントの 趣味や興味のある活動をして過ごします。たいていのケースでは一人の訪問ボランティアが長期にわたり同じクライアントを訪問するので、気心の知れた暖かい関係が生まれます。

このプログラムのクライアントの多くは日本語を話す訪問ボランティアを希望しており、「こんにちはプログラム」は、GTA内でこのニーズに応えられる唯一の訪問プログラムです。また、ここ数年は殆ど日本語を話さない日系2世・3世のシニアのクライアントも増えています。子どもの頃に親が作ったおまんじゅうの話をしたいとき、若い頃に訪れた日本の話をしたいとき、それは日本に関する知識や日本食や文化を熟知し、同じように懐かしむ想いを共有できるボランティアを派遣できるJSSにしか提供できないものであることが、英語の類似プログラムが他にも存在する中で、JSSをご希望いただく大きな理由となっていると感じています。

こんにちはプログラムは、JSSがコミュニティに提供している様々なサポートの中でも最も重要なものの一つです。しかしながら、このプログラムではボランティアが訪問する際の交通費などもあり、現在のサービスの量と質を継続していくだけでも年間3000ドルほど必要で(職員の給与は含まれていません)、数あるJSSのプログラムの中でも最も費用の掛かるプログラムであるという側面もあります。実のところJSSは寄付金の減少などで財政状況が苦しく、サービスの提供に限界が生じウェイティングが発生したりと、この高齢化している日系コミュニティにとって重要で唯一無二のプログラムを維持していくのが難しい状況にあります。

この度JSSでは、この大切なプログラムを今後も続けられるように、コミュニティメンバーの皆様からの温かいご支援・ご寄付を賜りたく、「Support the Konnichiwa Program」と銘打ちキャンペーンを展開させていただくことになりました。

このキャンペーンにご賛同いただけます方、「こんにちはプログラム」のサポーターになっていただける方がございましたら、ぜひご協力をお願いいたします。

ご寄付はJSSオフィスまでお持ちいただくか、小切手(受取人欄にはJapanese Social Servicesと団体正式名の明記をお願いいたします)を下記住所までお送りください。JSSウェブサイト上のキャンペーンページにありますオンライン寄付も便利で安全です。※「Support the Konnichiwa Program」である旨、記載をお願いいたします。

Japanese Social Services

6 Garamond Court, Toronto ON M3C 1Z5.

*このキャンペーンを通じて集められた寄付金は、こんにちはプログラムの維持・拡大に優先的に使わせていただきますが、必要額を超える寄付が寄せられた場合には、その他のプログラムの運営に使わせていただくことがございます。どうぞご了承ください。

 

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