会長の挨拶

デビッド·池田david

毎回、会長の挨拶をするたびに、JSSで私達がいかに忙しいかとか、慌ただしいかと言う話しで始めている気がします。しかしながら、それが実態であり、真実のためやはり認識されるべきであると思われます。

カウンセラーの公家孝典氏が、私が日系カナダ人のネットワーク組織委員会に提示した統計資料を数日前に作成してくれました。数字を見ると、私達のような小さな組織やコミュニティーから出て来たものとしては、かなり警鐘を鳴らす類いのものです。一年間 600件以上の人たちがJSSにコンタクト(電子メールは含まない)をして来ました。そのうちの約3分の2近くが「簡単なコンタクト」や情報収集の類いのものでしたが、公家氏が前回のオンライン・ニュースレター のカウンセラーのコーナーでも述べているように、我々のスタッフは、かなり深刻で時間を要するケースを数件扱って来ています。これらのケースの中には、かなり極端な隔離生活者や被害者が女性と子供の両方である家庭内暴力が含まれていました。

11月のカウンセラーのコーナーでは、48件の家庭内暴力(DV)のケースが報告されているとありましたが、12月31日の時点では、それらが55件にふえていると言う衝撃的な報告がなされています。これは大きな増加と言えます。我々が対応する85%から90%の依頼人は、日本語を話す人達であり、日本語を話す人達の数は全体的に少ない事を考慮すると、55件というのは年間にしてもかなり衝撃的なものです。これらの55件というのは、実際に我々のグループに自ら助けを求めて来た女性の数だという事を念頭に入れて置いて下さい。JSSのような小さな組織では、家庭内暴力件数の増加というのは、カウンセラー達がかなりの労力や時間を費やす事になると共に、多くの思いやりや配慮を必要とされます。しかしながらまた、こういう事に携わるために、我々がここにいるわけです。ですから、我々は、我々のできる事を一生懸命に努めているわけで、この問題に関しては、この記事の最後にもう一度お話しさせて頂きたいと思います。President Message Joy of Christmas1

**************

他のニュース関連では、私たちが行った歳末助け合い「ホリデー・ドライブ」は大成功でした。 JSSは、29軒の家族、即ち64名の一人一人の方たちにおもちゃや衣食の贈り物を届ける事が出来、クリスマスシーズンを少しでも明るくする事ができました。ご存知のように、これらの贈り物は、パートナーとして活動して頂いている教会や団体が、彼らの建物の中の目立つ所に収集箱を置いて下さり、そこに我々のコミュニティーの素晴らしいメンバー達が寄贈をしてくれたものに他なりません。

また、私は「ジョイ・オブ・クリスマス」のコンサートに参加された教会のグループにも感謝したいと思います。このひとつの素晴らしいイベントから千ドル以上の寄付金を頂きました。それと同時に、スタッフも私も楽しい時間を過ごしました。私はまた、思いがけなくも二千ドルの寛大な寄贈をして下さったトロント仏教会に感謝したく思います。さらに、新移住者協会(NJCA)からも寛大な三千ドルの寄付を頂きました事を深謝致します。

同様に、個人の寄付者の方々、例えば、寄付金募集委員長であり、理事である山本順子氏とご主人のサムさんの一万ドルの寄贈という寛大なお心に深謝するとともに、ボランティアとして活躍して頂いている吉田タック氏の千ドルの寄付など、個人の寄付者の方々の寛大さにも感謝の意を表したく思います。タック氏は、寄付をして下さったばかりではなく、毎年恒例のボランティア感謝デーの時は料理もして下さいました。おかげで、本年度は、部屋を借り、無償でボランティアの方々に昼食を賄い、ささやかなプレゼントを贈り、それでもまだ利益が出たというような、JSSの歴史の中でも初めての出来事が起こりました。President Message Tak Yoshida 2

しかし、以上のような良いニュースを全て考慮しても、JSSはまだまだ財政的には十分にまかなえていないのが実情です。たくさ んのお金を寄付などを通して調達しているにもかかわらず、コストはさらに上がる一方であり、状況が芳しくないことは残念なことです。我々の組織のスタッフ全員が、先にも述べたような家庭内暴力のケースなどに対応するために、かなりの残業の時間をも余儀なくされています。JSSが提供しているのは、人的資源ベースのサービスです。我々がしている事は、社会福祉サービスの機械やコンピュータープログラムですげ替えれるものではありません。これらのサービスの需要が増加している一方、我々は、カットバックを余儀なくされています。

このような状況の下、JSSへ寄付をして下さること、又会員になってくださり、JSSへ貢献して頂けますよう、ご配慮お願いいたします。

最後になりましたが、皆様のご多幸をお祈りすると共に、本年度もどうぞよろしくお願い致します。

Website Designed by DESIGN YOKO

Top