気ぞらし盗 (May 8, 2015)

2015年5月8日 市警ニュース
JSS和訳
安全警報
気ぞらし盗
トロント市警51分署は市民に、高齢者を狙った一連の気ぞらし盗に関して注意を喚起している。
報告によると、

  • 容疑者は、金融機関から出てくるタイミングを狙い被害者に近づく。
  • 容疑者は、被害者の洋服に何らかの液体をこぼし、すぐに手助けを申し出る。
  • 被害者は気を取られ、容疑者が手助けをしている間に窃盗が行われる。

トロント市警は市民にこの気ぞらし盗の手口を家族や友人に知らせるよう促している。
本件に関する情報を持っている人は警察(電話416-808-5100) 、匿名希望の場合はクライムストッパーズ(電話416-222-TIPS (8477)、オンラインではwww.222tips.com 、テキスト通信の場合はTOR につづけてメッセージをCRIMES (274637)、ないしは情報をフェイスブックに残して)に連絡されたい。iTunes, Google Play または Blackberry App Worldでクライムストッパーズの移動通信向けアプリが無料でダウンロードできる。
JSS説明
高齢者をターゲットに金融機関から出て来たところを狙って窃盗を行う犯罪「気ぞらし盗」に関する記事である。この手の詐欺は親切心を逆手に取る手口が多い。被害者に対して親切に振る舞い、被害者を安心させタイミングを見て窃盗を行う。
考えられる対策としては、大金を持ち歩かず、ひとごみを避け、見ず知らずの人がどんなに親切であっても注意を払い、かばんは開けっ放しにせず、貴重品は肌身離さず必ず自分で持つこと等が重要となる。また高齢者のいる家庭は、気ぞらし盗について家族で話し合い、常に注意を払うよう日頃から心がけよう。