「カウンセリングって言葉はよく聞くけど、いったいなにするの?」とか「いくらかかるのかしら?」という疑問がある方や、「なんとなく敷居が高いなぁ。。。」とためらいがある方のために、JSSのカウンセリングサービスについての説明を以下の項目にまとめました。ご参考になれば幸いです。

お問合せ先

相談・情報サービスは対面、電話およびオンラインビデオ通話で提供しています。営業時間内はオフィスの留守番電話を数時間ごとに確認していますので、ご用の方はメールをいただくか、留守番電話に、お名前、電話番号、ご用件、いつどのような形でお返事するのがご都合が良いかなどを簡単に残してください。

*何らかの理由でコールバックを希望されない場合には、その旨をメッセージにお残しください。
営業時間:月〜金 10時〜18時(12〜13時と祝日除く)
お問い合わせ:416-385-9200 | counselling@jss.ca

JSSのカウンセリングの特徴

相談者中心です。

アドバイスをしてくれるのがカウンセラーと思われがちですが、カウンセラーの役割は、実は相談者が本当は何をどのようにしたいのかという、問題の解決方法を自身で見つけ出す手助けをすることです。カウンセリングは相談者のニーズに基づいて進められます。

実践型です。

相談者の置かれている状況を改善するために、「具体的」なゴールを設定し、そのゴールを達成するために「具体的」なプランを立て、「具体的」になにをすればいいのかを、相談者とカウンセラーが一緒に模索し、実践していきます。

文化的背景への配慮

日本の文化背景をもちながらカナダで生活されている相談者の悩みや問題には、カナダと日本の文化的背景や価値観の違いが関係していることも少なくありません。JSSのカウンセラーは日本の文化や価値観を深く理解していますので、この点にも十分に配慮をしつつ、かつプロフェッショナルとして客観的にご相談にあたらせていただいております。

このような時にカウンセリングが役に立ちます

  • 日々の生活に何か圧迫感があり、気持ちの整理がつかないとき。
  • 何かを変えないと上手く行かないと知りながら、どうしたらよいか分からないとき。
  • 客観的かつ親身になって、聞いてくれる人と話したいとき。

カウンセリングについての誤解

「カウンセリング」は、「深刻な問題を抱えている人だけが受けるもの」でも「ただのおしゃべり」でもありません。

現代社会は、個人の自由が尊重され、価値・基準が多様化し、日々触れる情報の量や選択肢が増え、どんどん複雑になってきています。この変化に伴い、私たちが抱える悩みや、直面する問題も複雑化していますが、その一方で個人主義が進み人間関係は希薄になってきているといえます。このような社会において、悩みを軽減したり、問題の解決を図るためにカウンセリングを利用することは現代社会において効果的かつ一般的なオプションの一つになっています。

他人に自分の問題を話すのは恥ずかしい事と思っていませんか?

相談者が悩みや問題についてカウンセラーとシェアしていただくことがカウンセリングの基本です。カウンセラーは私的感情に惑わされることなく、偏見を持たず、相談者のお話に耳を傾け、相談者がカウンセリングを通じて達成したいゴールに近づくためのお手伝いをします。また、カウンセラーは守秘義務を遵守しますので、安心して悩みや問題をシェアしていただくことができます。

自分の悩みを人に話しても何の解決にもならないと思っていませんか?

カウンセラーに相談するだけで問題が全くなくなるというわけにはいきませんが、秘密が守られ、安心できる環境で、悩みや問題をシェアするだけでも気持ちが軽くなることもあります。一度カウンセリングを受けてみて、効果が感じられなければ続ける必要もないですし、GTAで日本語でカウンセリングを提供していらっしゃる他のカウンセラーやサイコロジストにおつなぎすることも可能ですので、少しでもカウンセリングに興味のある方はぜひともご連絡ください。

カウンセリング•サービス料金

Q:カウンセリングをカバーする保険(海外旅行保険、学生保険、(自分またはパートナーの勤務している)会社からのベネフィットプラン)に加入されていますか?

① 料金先払い型の保険

「1年間の上限~~~ドルまでRegistered Psychotherapist / Registered Social Workerによるカウンセリングをカバーする」というタイプの保険で、一旦カウンセリング料をお支払いいただいたのちに、こちらから発行いたしますレシートを保険会社に送り返金を求めるシステムです。このような保険をお持ちの場合には、初回から$65の料金になります。

② EAP/SAP(Employee Assistance Program/Student Assistance Program)による保険

学生保険や(自分またはパートナーの勤務している)会社からの保険プランに、「EAP/SAP-Employee Assistance Program/Student Assistance Program」があり、弊機関がアフィリエート契約を結んでいるHomewood Health, Morneau Shepell, またはAspiriaのいずれかのEAP/SAP Counselling Providerからのカバーがある場合には、そのEAP Providerにコンタクトしていただき、こちらにリファーしていただければ、その保険プランに応じたカウンセリングサポートが無料で受けられます。

①、②のような保険にご加入でない場合

最初のセッション(60分)は収入にかかわらず、$10です。

継続的なカウンセリングに移行する場合、2セッション目からは、支払い方法に2つのオプションがあります。

1.(世帯所得の開示をせずに)1セッションのカウンセリング料は$65

2.(世帯所得の開示をして)世帯所得に応じたカウンセリング料を払う

  • 世帯(household)― ここでは、家計を共にする家族の単位をさします。
  • 世帯には、通常、成人クライアントの親や、クライアントの成人した子供は含まれません。
セッションサービス料金世帯人数と年収
1人2人3人4人以上
1回目$10.00N/AN/AN/AN/A
2回目以降$65.00$50,000以上$60,000以上$70,000以上$80,000以上
$40.00$40,000 ~ $49,999$50,000 ~ $59,999$60,000 ~ $69,999$70,000 ~ $79,999
$20.00$30,000 ~ $39,999$40,000 ~ $49,999$50,000 ~ $59,999$60,000 ~ $69,999
$10.00$29,999以下$39,999以下$49,999以下$59,999以下

例1: 相談者が一人暮らしで、年収が3万ドル以下であれば、1回のカウンセリング料は10ドルになります。

例2: 相談者が3人暮らし(例:夫、妻、子供1人)で、家計の年収(=夫と妻の年収の合計)が65000ドルである場合、カウンセリング料は1回40ドルになります。

  • アポイントメント1回最長1時間までとさせていただきます。
  • 上記の料金は、オフィスでの面接、電話での相談援助(あらかじめ予約いただいた場合)、ホームビジットまたは会議や外部アポイントメントへの同行など出張サービスでの相談援助に適用されます。
  • 初回アポイントメント時に、所得を証明できる書類 (以下の書類のいずれか) をお持ちになり担当カウンセラーにご提示ください。料金設定のため、カウンセラーが確認いたします。2回目のセッションまでに提出いただけない場合には、最高額($65)が適用されます。ただし、やむを得ない事情により書類が用意できない場合は、カウンセラーにご相談ください。
    • 前年度所得税関連のCRA発行の書類(Notice of Assessment, すべてのT4、Child Tax Benefit 関連のnotice, T1 General等 )
    • 給与振り込み明細(3か月以内の日付のもの)
    • 銀行口座明細 -給与や年金等の振込状況が確認できるもの
    • Spousal Support およびchild supportの金額証明
    • ODSP (オンタリオ・ディスアビリティ・サポート・プログラム)、OW (オンタリオワークス)の支払い通知
    • Visitor Visa やStudent Visaなど、就労できないことを示す書類
  • オンタリオ・ディスアビリティ・サポート・プログラムもしくはオンタリオワークスを受け取っておられる方は、1回のカウンセリングにつき$10をお支払いいただきます。但し、家庭内暴力の被害者、常習性のギャンブル依存症、HIV患者や重大な財政的困難に直面している方に関して、カウンセラーの裁量で料金を減免することがあります。
  • 各種報告書や申請書などをご依頼いただいて作成する場合、その作成時間に応じて1時間当たり$40の料金をお支払いいただきます。
  • クライアントの方のやむをえない事情によりホームビジット等、JSSオフィスの外での面接・援助をさせていただく場合も同じ料金が適用されますが、別途駐車料金および交通費($0.25 / Km) がかかります。ご了承ください。

カウンセリングをカバーする保険にご加入でない場合でも、初回のカウンセリング料は10ドルですので非常にご利用しやすい料金設定になっております。

*料金の支払いが経済状況により難しい場合には、減額・免除することもできますので、ご相談ください。

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ケーススタディ

カウンセリングに関するケーススタディはこちらからご覧ください。

守秘義務に関するポリシー

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