オンライン講座「グリーフ(喪失)について学ぼう」
Momiji / JSS 共同提供
2023年7月26日(水)3:00– 4:15pm(英語・日本語通訳付)
オンライン会議ツール「Zoom」を使った、モミジ・JSSオンライン講座7月の第二弾はグリーフ(喪失)について学んでいきます。
講座内容
COVID-19パンデミックでは、世界がかつてないほどの喪失を目の当たりにしました。この講座では、グリーフ(喪失)についてのお話しです。
喪失(喪)の中にいる人を前に、どういたわり、どう支えていくべきか。グリーフは、人間の自然な反応ですが、喪に苦しむ人々に孤独感と孤立を引き起こします。個人・仲間・コミュニティが喪の中で悲しむ人々を支えていくには、ひとりでも多くの人がグリーフというものを理解し、やさしさと思いやりをもった対応を身に着ける必要があります。お互いが暖かく支え合うことができる優しい社会を目指すためにも、グリーフへの正しい理解を深め、様々な角度からの変化を模索していくことが重要です。喪の中にいる方によっては専門家による支援を受けたほうが良いケースもありますが、グリーフという概念が社会で認識・肯定されていくことにより、周囲の人々がより適切な反応や対応ができるようになることで、悲しみの中で苦しむ人々の大きな支えとなることでしょう。
グリーフやグリーフケアについて知り、悲しみの中にいる大切なひとを暖かく支える方法を学びましょう。
講師紹介
Susan Cadell スーザン・カデル博士 (レニソン大学・ウォータールー大学 社会福祉学科教授)
カデル博士は社会福祉の研究者であり、ウォータールー大学傘下のRenison University Collegeの社会福祉学部で教授を務めている。彼女の研究は死と死別(death, dying and bereavement)に関連しており、特に、介護と喪失の関係にみられる肯定的なものに焦点を当てている。カデル博士の最近のプロジェクトでは、コロナ禍におけるグリーフ(喪失)、医療援助による安楽死(MAiD, Medical Assistance on Dying)の後のグリーフ、そしてヒーリングタトゥーに関連しているものがある。
講座への参加方法
誰でも興味のある方は参加できますが、開催2日前(7月24日)までに下のボタンより申込登録をすることが条件になっています(オンライン登録が難しい方は、下の問合せ先にある提供団体へご連絡ください)。
(クリックするとオンライン登録フォームが開きます)
登録を済ませた方には、Zoom招待状(時間になったらクリックすれば入れるようになっている)が1日前に提供団体よりメールで届きます。受信ボックスに来ていない場合は、ジャンク(迷惑メール)ボックスを確認してください。そこにもなければ、JSSへメールでお問合せください。
ご注意
1. 登録内容確認のメールが自動で届きます
登録フォームの「Submit」を押した後に、登録された内容が記載された確認のメールがいきます(このメールには参加用URLは含まれません)。このため、登録の際は、Email Addressを間違いのないように記入してください。受け取っていないという場合は、まずはご自身がお使いのメールシステムのジャンクフォルダを確認してください。
ジャンクにもなく、数時間経っても確認メールが来ない、という場合は、お手数ですがJSSへお問合せください。
2. Zoom上の名前:登録者とわかるもので
参加の際は、イニシャルやニックネームやデバイス名ではなく、登録している本人だとわかるようにファーストかラストどちらかが必ずZoomにでるようにしてください(例:Hanako Y、H. Yamada、など。両方でもOK)。状況によっては、登録者と判断できないときは、参加者の安全のため入室を許可しない場合があります。
※名前の変え方がわからない方は、JSSやモミジまでお問合せください。
問合せ先
- モミジヘルスケア協会(ちえ):416-261-6683 x.249 / ciw@momiji.on.ca
- ジャパニーズ・ソーシャル・サービス(るみこ):416-385-9200 / programs@jss.ca
Zoomは初めて、という方へ
Zoomのツールに自信がない方は、事前に練習または教えることができますので、お早めにご連絡ください。
※限られた人数で運営しているため、当日、特にセミナー開始時間付近や開始後は、お電話をいただいてもお手伝いできないことがありますので、ご了承ください。
提供団体:
- 主催:Momiji Health Care Society、 Japanese Social Services (JSS)
- 協力:矢嶋しのぶ(ハルトンシニア昼食会)、Family Talks Forum(FTF)