一連の家宅不法侵入事件に関する安全対策の提供 (May 5, 2015)

2015年5月5日 市警ニュース
JSS和訳
安全警報
一連の家宅不法侵入事件に関する安全対策の提供
トロント市警は市民に、42分署の北西地域でここ6週間にわたって発生した、58件に及ぶ一連の家宅不法侵入に関する事件に関してお知らせをしている。
容疑者は、雑木林や垣根、木々、ないしはガラスで囲まれているため玄関が見えにくくなっていたり、塞がれているような家を狙う。
これまで発生した不法侵入の捜査により、容疑者は疑いや取り調べをさけるために勧誘員や世論調査員として偽っているということが明らかとなった。
さらにこのうちいくつかの事件では、住人の在宅中に犯罪が発生し、住人が容疑者と遭遇した。警察に通報する前に、住人は同居している家族を呼び集めたり、長時間待ち続けるという行動を取り、結果侵入者の通報に大きな遅れをもたらした。
42分署の警察官は、その付近で見かけた不審人物や不審な行動を至急警察に通報するよう住人の協力を求めた。
警察が犯罪に立ち向かい、また犯罪を防ぐために最も効果的な手段の一つとして挙げられるのが地域住民の協力である。地域住民は、コミュニティの住人やその地域で働いている人を良く知っており、また普段見かけない人や不審な人物にも気付く。
不審人物とはどのような人か?

  • ドアをノックし、適当に名前や住所を尋ねる。
  • 道路に沿って歩きながら他人の私物を調べる。
  • 車の中を覗いたり、他人が所有する私有地を歩き回る。
  • 適切な身分証明書やパンフレットを持っていない、ないし勧誘するために売り込んでいる商品やサービスに関する知識のない勧誘員(例:芝生の手入れ 価格表やサービスの見積もりを提示できない)
  • 通常市民が近づけないような地域の私有地に入っている人(例:入り口にある門扉、フェンスやセキュリティ付車庫等の後ろにある庭)

不審人物を見かけた場合に何をするか?

  • 不審人物の行動や進む方向を監視する。
  • 不審人物についての詳細や描写を記録する。
  • 警察への通報するために第三者を頼らない。
  • 自宅がある通りや付近で不審人物や不審な乗り物を見かけたら、警察に416-808-2222まで通報する。
  • 家宅不法侵入が実際起こっている際に自分が目撃証言をする場合、ないしは自分が被害者である場合は至急9-1-1に連絡をする。

自分の身と家の安全性を高める方法

  • 見知らぬ人物が家を訪れて来た場合その人を家には入れず、必ず身分証明書の提示を求める。
  • モニター付アラームシステムや監視ビデオ装置を設置する。
  • 家にある家電の製造番号のリストを保管する。
  • 高額な宝石やお金を家に保管せずに金庫を利用する。
  • 通行人が自分の家の正面玄関のドアを明確に視認できるかを確認し、生い茂った低木や木々で隠れている場合、刈り取る・整える・抜き取るなど手入れをする。
  • 照明は最善の安全対策の一つとして考えられ得る。タイマー付照明や動作感知装置付照明を設置することを考慮する。
  • 犯人を家に侵入し易くしてしまいそうなはしごやロープ等の道具は、施錠をかけ安全な場所に保管する。
  • ドライブウェイにあるゴミやリサイクルを入れる箱を取り除く。

違法行為をしている人物や安全地域で関係者以外の人物を見かけた場合は至急警察に連絡されたい。連絡が早ければ早いほど、警察の到着がより早くなり、またその人物の居場所特定の可能性がより高くなる。
本件に関する情報を持っている人は416-808-4200 、匿名希望の場合はクライムストッパーズ416-222-TIPS (8477)、オンラインではwww.222tips.com 、テキスト通信の場合はTOR につづけてメッセージをCRIMES (274637)に、ないしは情報をフェイスブックに連絡されたい。iTunes, Google Play または Blackberry App Worldで犯罪防止アプリが無料でダウンロードできる。
JSS説明
家宅不法侵入事件及び家宅不法侵入に関する安全対策が載せられた記事である。コンドミニアムやアパートの建物はセキュリティーが設置されていたり、警備員がいたりする所もあるが、一軒家に住んでいる場合自分で安全を確保しなくてはいけないことが多い。安全性を強化するためにも、トロント市警が提供している安全対策に取り組むことがとても重要となる。
普段から隣人とコミュニケーションを取り、コミュニティーの住人と協力し合い、不審な人物や不審な行動に対して注意を払うことはとても効果的である。しかし、外が暗くなると協力できることも限られてくるため、モニター付アラームシステムや監視ビデオ装置、照明などを自宅に設置することが防犯対策にとても効果的となる。犯人にターゲットとして狙われる前にこれらの対策に取り組み、身の安全を確かめよう。