カナダ交通安全週間 2015年5月12日から5月18日 (May 11, 2015)
2015年5月11日 市警ニュース
JSS 和訳
カナダ交通安全週間
2015年5月12日火曜日から2015年5月18日
トロント市警は、“交通安全”を常に重視している。
カナダ交通安全週間は、全国警察署長協会とカナダ全域の警察と協力して行われる全国交通安全推進と取り締まり強化運動である。この警察局間の組織的活動は、カナダの道路を世界一安全なものにする事を目標としている。この7日間続くキャンペーンは、2015年5月12日火曜日午前12時1分から始まり、2015年5月18日月曜日11時59分に終わる。
トロント市警は“4つの最も危険な交通ルール違反”を重視して強化を進める。それらは、飲酒運転や薬物による支障を来たす運転、シートベルトやチャイルドシート不使用ないしは不適正使用、注意散漫運転そして無謀運転である。カナダ交通安全週間の一環としてトロント市警は2015年5月16日土曜日、飲酒運転全国一斉取り締まりキャンペーンを行う。
全ての警官と駐車取締官は、飲酒運転や薬物による支障を来たす運転、歩行者を危険にさらす可能性のある運転、シートベルトやチャイルドシート不使用ないしは不適正使用、交差点の安全確認や危険な運転といった事項を含め、全ての道路交通法に注意を払っている。
注意散漫運転は、反対車線を走行している運転者を危険に巻き込むため、問題視され続けている。運転中にコミュニケーションないしエンターテイメントの手持ち電子機器を使用し、他のドライバーにとって完全に注意散漫運転をするドライバーに対しては、特別な注意が払われる。
JSS説明
5月12日から行われるカナダ交通安全週間キャンペーンのお知らせに関する記事である。このキャンペーンを良い機会に、運転者の無責任と考えられる不適当な運転癖を見直し、注意を高められるようになることが望ましい。
オンタリオ州の運転免許保有者はアルコールを含んだ100mlの血液中にアルコール80 mg、つまりアルコール血中濃度0.08%が許される最大値数とされ、0.08%を超えている場合に運転をすると違反とみなされる。またG1の初心者ドライバーの場合、血中アルコール濃度は0mgと決められている。
血中濃度は性別、年齢、体重、身長、メタボリズムにそれぞれ個人差があるため、正確な値数を個人的に調べることは容易ではないが、以下のウェブサイトで推定数値を求める事が出来る。以下参照されたい。
https://www.smartserve.ca/blood-alcohol-concentration
自分の身の安全を守るためだけではなく、被害者を巻き込まないためにも、薬物はもちろんのこと飲酒運転はせずに責任を持って運転をすることを心がけたい。
カナダ運輸省のウェブサイトに2013年までの交通事故による統計が載せられているが、交通事故数は年々減少傾向を示している。またカナダ統計局の調べによると、2011年までの飲酒運転による交通事故の統計でオンタリオ州の事故数は軒並み減少傾向を示している。カナダ交通安全キャンペーンによって多くの市民が守られていることが確信できると言っても過言ではないであろう。しかし全てのドライバーが必ずしも安全な運転をしているとは限らないため、歩行者自信が注意を払い、自らの目で安全確認をするようにしよう。