カウンセラーより:「ストレスと上手に向き合うために」

コロナの規制の緩和化が進む中、今後の状況はまだ不透明なままです。コロナ禍が招いた社会的または経済的な問題の増加や、気候変動による天災の被害など国内外から入ってくる暗いニュースは私達の気持ちを暗くさせがちです。ここ数年の生活の変化への適応、そして家庭内や職場や周りの人間関係など、私達の毎日の生活の中には様々なストレスの要因があります。 

前回のニュースレターの記事で公家カウンセラーが言及したように、バランスの取れた自己受容感と自己肯定感を持つことはストレスに上手に対応していく為にはとても大事ですみなさんはレジリアンス(Resilience)という言葉をお聞きになったことがありますか?外からのストレスを跳ね返し障壁を乗り越える力、またはストレスに対応できる精神的な回復力という意味があり、ストレス耐性はストレスに耐える強さを意味します。つまり、ストレスとなる出来事に対してどう感じ、対処できるのかという抵抗力の強さの事です 

レジリアンスを持ちストレス耐性を高い人は、自己肯定感があり、安定した愛着関係(家族や友人など)やユーモアのセンスや楽観性があり、対人関係能力があると言われています。ストレスに上手に対応できるようになるにはどのようなことを意識して、ストレス耐性を高めればよいのでしょうか?  

  • ストレスを感じている自分を受け止めましょう:自分の力ではどうにもならない問題に直面した時に、自分が感じているストレスに目を向けて、自分は今辛いと感じているのだということに目を向け、その事実を受け止めてましょう 
  • ストレスの捉え方を変えてみましょう:直面しているストレスにも寄りますが、可能であれば、経験しているストレス自体の意義・意味・価値に目を向け、ストレスが自分の人生や成長に意味にあるものとして捉えてみましょう。例えば、努力して目標を達成することが、自分の成長に役立つのだという見方をしてみるなど。 
  • 自分の意見や気持ちをシェアしましょう自分の意見や気持ち言えずに溜め込んでしまうとストレスが溜まってしまいます。自分の感じていることをシェアすることは援助やアドバイスを受けるきっかけになるかもしれません。また悩みを他者に打ち明けることで、気持ちも楽になります。 
  • ストレスに強くなる身体作りをしましょう:適度な運動やヨガなどのストレッチ、十分な睡眠や休息を取り、バランスの取れた食生活を心掛けることは健康な体を作り、ストレス耐性を高めます。 
  • 自分でコントロールできるものとできないものを分けて考えましょう自分でコントロールできないことに感情的に反応しないように努めてみましょう。 
  • 完璧主義をやめてみましょう完璧さを求めると、自分ができていないことに着目しまいがちです。今できていることフォーカスし、目標ややり方を変えるなどの柔軟性を持つようにしてみましょう 
  • ストレス解消法を見つめましょう:ストレスが高じた時に自分に合ったリフレッシュする方法を見つけましょう。美味しいものを食べる、体を動かす、趣味に打ち込む時間を持つ、呼吸法や瞑想、とにかく休養するなど自分が楽しいと思える解消法に助けてもらいましょう。 

ストレスを溜め込みすぎると、心や体に様々な不調が現れます。自分ひとりではどうにもならないと感じた時には、ひとりで悩まずに周りの信頼できる人に勇気を出して相談してみましょう。JSSのカウンセラーもご相談を受け付けております。416-385-9200または counselling@jss.caまでご連絡ください。