JSSチャレンジ 報告
空野優子、理事
2021年6月13日日曜日、バーチャルウォーク・ランによるJSSチャレンジを開催しました。パンデミック以前に参加していたトロント市主催のチャリティーイベント、トロントチャレンジがコロナの影響で中止になったことを機に、これをチャンスに変えようと、JSS主催でバーチャルウォーク・ランを行うことにしました。JSSのことを日系コミュニティの皆様により広く知ってもらうこと、またJSSの運営費のためのファンドレイジングを目的に、理事とスタッフの少人数で参加チームを組み、イベントの周知と寄付のお願いに取り組みました。
参加者は日曜日10時にズーム上で『集合』し、短い挨拶のあと、各自好きな場所へ一時間運動に出かけました。その後またズームで集合して、報告、お祝いの会の場をもちました。当日は、運よく暑すぎず、寒すぎずのお天気で、このような機会には最適の晴れの日でした。
JSSチャレンジの結果は、私たちの想像を大きく上回るものでした。少人数で始めたチームは最終的には33人の参加者となり、子どもから大人まで、一人ひとり、家族、友人と一緒にと、様々な形で参加していただき、延べ166.51㎞の距離を記録しました。ファンドレイジングに関しては、長年JSSを支援してくださっている会員から初めてのドナーの方まで、当初目標額の4倍近くにあたる総額1万9195ドルものご寄付を皆様からいただきました。
私もJSSの理事として参加しましたが、皆さまからのご支援に触れ、とても心温まる経験でした。コミュニティの皆さまのサポートは故に、JSSが日々接しているお手伝いの必要な方々への支援です。JSSが存在できるのは皆様のご支援があるからこそ、そして、そのことを忘れずに日々の仕事を続けていかなくてはいけないと強く感じました。
JSSチャレンジを支えてくださった皆さま、ありがとうございます。特に主なスポンサーである山本順子氏、小林マーティ氏、吉田タック氏、またトロント日系福音教会の皆さまに感謝申し上げます。また日曜日の午前の時間をJSSのために割いてくださった参加者の皆さま、心よりお礼申し上げます。