自己紹介:メーガン・タナカ、新任ボードメンバーおよび電子ニュースレター編集者

メーガン・タナカ

子供時代の記憶で、最も鮮明に覚えているものの幾つかは、ウィンフォード・ドライブ123番地にあった旧日系文化会館によく行った記憶です。毎年夏にそこで行われていたサマーキャンプに参加し,地下で墨絵と楽焼を学び、上階ではかくれんぼをして遊びました。お祭りでは、あちこち歩き回り、お餅を食べたり、折り紙のこけし人形を買ったりして、私の心臓が太鼓のリズムにシンクロしているように感じていました。そんなお祭りを心待ちにしていました。
私の祖父母と大叔父・大叔母はJCCCでよくボランティアをしていました。大きくなったら私もボランティアをするつもりでしたが、それはよくある子供時代に抱く関心であり、日系カナダ人コミュニティーにアクティブに関わるという目的は新しい関心と義務によって脇へ押しやられてしまいました。私は、寄付をし、時間とエネルギーをささげている二世の年上の親戚に頼ってしまいました。
私の二世の親戚のほぼ全員がここ数年で亡くなりました。私の人生において最もインスピレーションを与えてくれた人物のうちの一人である大叔母のマーサ・マツナガが亡くなった時、弁解することを止めて、彼女の後を継がねばならないということに気付きました。初めての子を妊娠したことにより、そのアイデアは固まりました。私の子供は四分の一だけ日本人ですが、日本人の血を引いていることに誇りを持ちながら育ち、日系カナダ人コミュニティーの一員となってもらいたかったのです。
昨年六月、妊娠八ヶ月の時に、初めての日系カナダ人コミュニティーのイベントでボランティアをしました。日本映画祭でした。映画祭の来客の案内とラッフル・チケット販売の合間に、JSSのバイス・プレジデントであるミシェル・チバさんと知り合いました。彼女からJSSの理事になることに興味があるかどうか聞かれました。私は、それは日系カナダ人コミュニティーに関わり続けるための理想的な機会だと思い、即座に「イエス!」と答えました。息子が七月に誕生し、ラップトップで作業をしている間に私のお腹の上で寝ている息子と一緒に、私にとって初めてのJSSのプロジェクトに関わりました。
JSSの理事であることに加えて、私はセント・ジョン・アンビュランス・セラピー・ドッグ・プログラムでボランティアをしており、ファミリー・ラブラドードル犬と共に医療機関を訪れています。またビクティム・サービス・トロントでクライシス・カウンセリングをしています。初めて母親になった私の母親業とボランティアに深く関わることの両立は難儀ですが私は忙しくしていることが好きで、新しいチャレンジによって意欲が湧いてきます。そのような理由により、JSS電子ニュースレターの編集者という新しいチャレンジにワクワクしているのです。私のチームには、ニュースレター作成に関わって下さっている素晴らしいメンバーの方々がいらっしゃいますが、このチームはメンバーを常に募集しています。私たちのテクニカル・チームに参加したい方、又は記事を書きたい方は、件名に「E-Newsletter 」とご記入の上、info@jss.com まで連絡をお願いします。どんなアイデアもフィード・バックも大歓迎です。購読者の皆さまは何かしらの分野に知識をお持ちで、語ってもらえる話があるのではないかと思います。他の購読者の方々はそれから学べることがあると思います。皆様からの連絡をお待ちしています。