会長からのメッセージ

JSSサポーターの皆様、いかが過ごしでしょうか。まだまだ気は抜けないものの、COVID-19パンデミックもようやく終息の兆しがみえてきたようです。海外渡航の制限も緩和され、コミュニティの皆様も、少しづつ、以前の暮らしのリズムを取り戻しつつあるのではないでしょうか。 

私がこの原稿を書いている今、私共ジャパニーズ・ソーシャル・サービスでも、ポスト・コロナ過初の対面ファンドレージングイベント、June Yamamoto Memorial Walk for JSSの開催に向け準備を進めているところです。ご存じのように、この2年以上もの間、皆さんに直接お目にかかる機会を持つことがほとんどできませんでした。多くの人々が、閉塞感、孤独、不安を経験し、仲間や友人と自由に会えることの尊さを、改めて感じた2年あまりだったのではないでしょうか。このイベントは、ＪＳＳプログラムの充実と維持のためのファンドレージングイベントではありますが、皆さまとの懇親にも主眼をおいて企画されました。一緒にグループウォークや軽食を楽しみながら、JSSについて、またジャパニーズコミュニティについて、気軽に語りあいませんか？長年のサポーター、会員の皆様はもちろん、よりよいコミュニティづくりのためのアイデアをお持ちの方、JSSのことをもっとよく知りたい方、ボランティアや理事の活動に興味のある方、ぜひともご参加ください。また、10月16日のイベント開催後も、ご寄付は引き続き受け付けますので、どうか暖かいサポートをお寄せくださいますようお願い申し上げます。詳細についてはウェブサイトの該当ページをご覧ください。 

さて、ここまで読んで、「またウォークイベント？」と思った方もおられるのではないでしょうか？その通り、JSSでは、これまでも、1年に2度のウォーカソン・マラソンイベントを開催してきました。この 6月にも、リモート　ウォーカソン「JSS チャレンジ」が開催されたのは皆様のご記憶に新しいかと思います。皆さまのご厚意により、こちらのイベントも大きな成功であったことをこの場をお借りしてご報告させていただくともに、こころよりお礼を申し上げたいと思います。今年は、18名がそれぞれの場所から参加し、合計で８７.７KMを歩き/走り、ご寄付の総額は目標額を超える6,179ドルとなりました。ご参加くださった皆さん、またご寄付をくださった皆さん、本当にありがとうございました。集まった資金は、JSSの運営費に充てさせていただきます。 

そして今年もあとわずか。JSSにとって最も重要なプロジェクトの一つ、ホリデードライブの季節がやってきました。こちらも、スタッフとボランティアが力を合わせて準備をすすめております。困難な状況にあるコミュニティメンバーが、明るく楽しいホリデーシーズンを迎えらるよう、皆さまのお力をお貸しください。詳細は、ウェブサイトの該当ページをご参照ください。 

最後になりますが、2022年6月に、これまで7年間、ＪＳＳの事務および会計を担当してくださった福田カツさんが離職されました。カツさんの長年の貢献に感謝いたします。7月からは、福田さんにかわり、野田愛さんが新しく事務・会計担当スタッフとして就任しております。どうぞよろしくお願いいたします。