JSS プログラム・ボランティア活動レポート
鈴木留美子(ボランティア・コミュニティサポートサービス コーディネーター)
今年3月以降、オンタリオ州におけるCOVID-19の様々な規制解除に伴い、JSSのプログラムやボランティア活動にも新しい動きがありました。また、5月より昨年期間限定で行ったお元気ですかプログラムが再開。10月には第23回ホリデードライブの準備が本格的に始まりました。
対面プログラムの一部再開
春以降、JSSでは対面プログラムをクラフトクラブや、こんにちは訪問プログラムにて一部再開しています。その他のプログラムでも、オンラインをベースとしながら、対面での集まりを企画する等、パンデミック前とは違った形での交流の仕方を展開していく予定です。
対面プログラムの再開と並行して、引き続きシニアヨガやモミジヘルスケア協会との合同セミナーも、引き続きオンラインにて提供中です。対面だと参加が難しい地域にお住いの方も引き続き参加して頂ける事や、スケジュールの都合などからオンラインでの参加が便利という方も多く、パンデミックをきっかけに始まったオンラインプログラムですが、需要の高さから今後も継続していく予定です。
ボランティアの方々には、JSSプログラムが様々な変化を迎える中、パンデミック以降のニューノーマルに対応しながら、各プログラムのスムーズな運営を支えて頂いています。その熱意とパワーに、コミュニティの持つ力と繋がりの強さを日々感じています。
「お元気ですか?」プログラムの再開
通常のプログラムに加えて、昨年期間限定で行った、お元気ですか?プログラムが5月より再開となりました。本プログラムは、日本のバックグラウンドのある60歳以上の方、または介護している方を対象に、JSSスタッフが相談を受けたり、電話訪問をするプログラムです。パンデミック以降、特に感染ハイリスクのシニア世代の方々は、孤立感を深めやすい状況にいる方が多く、プログラムの需要の高さから再開をいたしました。困っている事や、一度相談してみたい事がある、または孤立している方を知っている方等、お気軽にメール・お電話にてご連絡ください。(Programs@jss.ca/416-385-9200)
第23回ホリデードライブ歳末助け合い運動
年末が近づいてくる中、JSSではホリデードライブの準備を開始しました。今年も、昨年同様皆様からの寄付にて、食料品や生活必需品、ギフトカード等を届ける形で行われる予定です。例年、ボランティアの皆様には手配、PR活動、宅配等にて多大なサポートを頂いています。今年も同様の形で、生活苦や孤立など困難な状況に置かれている方々が楽しく年末年始を迎えられる様、贈り物を届けたいと思います。今年も皆様からの温かいご支援をお待ちしております。
ホリデードライブへのご寄付はこちらからお願いします。